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歓迎登山

最終更新日 [2022年5月13日]  

4月19日(火)に歓迎登山を実施しました。
3年生は水晶山、1・2年生は貫山に登りました。
頂上では、校歌をお互いに歌いあいました。
友人と声を掛け合いながら一生懸命登っていました。


◎水晶山




◎貫山




【校長先生からのメッセージ】

  青峰空は 光みち

  旗雲高く 湧き出づる

  自律の調べ 奏でつつ

  志操もさやに 貫の山 

   ※志操「守って変えない志」の意

 

 小倉東高校校歌3番の歌詞です。本校の校歌は、初代校長である飯田正廣(いいだ まさひろ)先生が開校にあたり作詞されました。

 皆さんの制服にある「校章」をよく見てください。本校の校章は、貫山・水晶山を仰ぎ望む自然美を基調として作られています。「高」をそえた「三角」は、貫山の姿に見る「秀麗(すぐれて美しいこと)」を生徒が体現することを願っての形となっています。

 4月19日(火)に実施された小倉東高校の伝統行事「歓迎登山」。好天に恵まれ、1・2年生は「貫山」に、3年生は「(偽)水晶山」に、3年ぶりの登頂を果たすことができました。

 恒例の校歌斉唱によるエールは、1・2年生に続いて3年生が返唱するものでした。遥か先の水晶山から届けられる3年生の校歌にじっと耳をすませる1・2年生の静寂と緊張感。そこに吹き抜ける爽やかな春風。はっきりと力強く届いた歌声に、貫山頂の生徒・教員から自然と拍手が沸き起こりました。3年生の「熱い自発の意気」を全校で共有することができました。

 ところで生徒の皆さん、朝、グラウンドから山を望み、思いませんでしたか?

 「本当にあの山の頂上まで行けるのだろうか?」

途中の道のりは決して楽ではなかったはずです。学校を出発し、歩いて行くうちに目指す頂上は見えなくなりました。

「いつ辿り着くのか?」と不安になったのでは?

「なぜ山登りをするのだろう?」と疑問に思ったのでは? それでも皆さんは、友と励まし合いながら、1歩1歩険しい山道を進み、岩場を越え、森を抜け、あの絶景に辿り着きました。空は青く輝き、雲が白くたなびき、遠くに曽根海岸、紺碧の大海を眺め、眼下に白亜の小倉東高校を望んだことと思います。3時間前の「不安や疑問」は、「自信と確信」に変わっていたはずです。

 皆さんはあの秀峰の頂に自分の力で立った。このことは、「真の東高生」としての「誇り」として胸に留めておいてほしいと願います。

 私たちの「日常」、「目標達成への道のり」と「山登り」は共通していると思います。

 大切にしている「夢」や「目標」が、様々な困難によって見えなくなる。投げ出したくなったり、あきらめたくなることもある。それでも自分の力を信じて着実に地道に歩み、仲間と励ましあいながら前を向いて進めば、いつか視界が開け、きっと辿り着くことができる。

 さあ、4月のスタートから1か月。これから本格的に学校生活が動き出します。部活動の試合やコンクールなども控えています。生徒総会も終了し、学校行事への取組も始まります。

 

  ここ一番で自分を元気づけたいとき

  悩みを抱えつらい気持ちになったとき

  行く道に迷いが生まれて不安になったとき

  夢や希望をもう一度確認したいとき

 

 校舎やグラウンドから「貫山・水晶山」を見上げてください。きっと「美しい心」と「努力する力」が心に「湧き出づる」ことと思います。

 皆さんの活躍と健闘を期待しています。


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